前回までのあらすじ
毎日忙しく、日本中を走りまくってる"長距離トラックドライバー"のオレ。
突発的に海外一人旅を決め、飛行機に飛び乗った。
中国・南京を経由して中国・四川省の省都・成都へ向かった。
成都双流国際空港に降り立ったオレだが、
待てども待てども、スーツケースが流れて来ない。
角刈りで屈強なthe中国人な空港職員から、なんとかスーツケースを受け取り
その後、夏さんと合流したオレ達はめっちゃ小汚いタクシーに乗りいざ成都の市街地へ
小さな食堂で四川料理らしからぬ辛くないチャーハンを注文し、食べた。
そして、ホテルで死ぬように眠ったオレだった。
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#3 ロストバゲージの危機を乗り越えて、いざ中国四川省の省都・成都へ | 初の海外一人旅
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次の日、夏さんからのwechatのメッセージで目が覚めた。
その時の会話がこちら↓
シャワーを浴びた後、夏さんと合流した。
南京の空港や成都市街地までのタクシーの中で
「成都の観光地」検索していた私は
成都武侯祠という諸葛亮孔明や劉備元徳を祀る施設があることを知る。
三国志ファンのオレは、夏さんに「成都武侯祠へ行きたい」と伝え、
連れて行ってもらう事に。
(成都パンダ繁殖研究基地はクッソ遠いと即却下されたw)
めちゃくちゃ広い敷地で、歩くだけでも疲れる。
他の観光客同様に写真を撮りまくった
もちろんiPhoneでw
施設内のフードコートで飯食った後、
夏さんが「少しだけ仕事してくる」と言いだし、
夏さんが勤務する会社のオフィスに連れて行かれた。
夏さんが勤務する会社は日本の企業に中国人を派遣する会社で
オフィス内の夏さんのデスクに座らされたw
夏さんは「ちょっとココで待ってて」と言い残しどこかへ行った。
周囲の社員さん達が普通に仕事していて非常に気まずかったw
がしかし、
めっちゃうっすい味のお茶やお菓子を出してくれたり
とても親切な人たちだった
(一人として名前も覚えていないがw)
その中の一人のオッチャンに誘われて
物凄く汚く臭いトイレへ煙草を吸いに行った。
オッチャンから中国のタバコをもらい
私は拙い英語で、オッチャンは中国語でまったく通じない会話をしながらw
何気にオッチャンとは仲良くなった。
そしてまたオフィスへ戻り、接待を受けるw
オフィスに一人の若い中国人男性が入ってきた
聞けば、彼は10才頃から広島県の福山市に住んでいて
日本の中高大を卒業し、福山市ににあるこの会社の日本の支店に就職したらしい。
ここへ来た理由は「出張」との事。
当然ながら、彼は日本語もネイティブだった。
そうこうしてると、1時間程で夏さんが帰ってきた。
バンコクへ向かう為の飛行機の搭乗時間が迫ってたので、空港へ向かうことに
オフィスのみなさんと握手で別れた。
あのオッチャンが空港まで車で送ってくれるらしく
オレと夏さんとオッチャンの3人でエレベーターに乗り、下の駐車場へ降りた。
ミツビシのSUVに乗り込み空港へ向かう。
出発してすぐ、「ブーーーーーッ」とクラクション全開で車を走らせるオッチャンw
これは文化の違いだと、この時のオレはあまり気にならなかったw
ハイウェイに乗り、オッチャンがカーナビでスラムダンクを見せてきた
もちろん中国語吹き替え版で酷い違和感があったが
「知ってるよ」みたいな笑顔でオッチャンに返したw
オッチャンも笑顔でご満悦な様子だった。
成都では、
車はナンバーの奇数偶数と曜日で市街地への車の乗り入れが規制されているとか
右折は信号関係ないとか
バイクはエンジンじゃなく電気モーターだとか
ミニミニ情報を色々と教えてくれたw
そうこうしているうちに空港へ着いた。
ここでオッチャンとは別れる
「また来いよ」って言ってると夏さんが通訳してくれた
私は「わかった! じゃまた」と言い、握手で別れた。
夏さんは搭乗口まで見送ってくれると言う。
電光掲示板でフライト便を確認して
チェックインカウンターで搭乗手続きをし、スーツケースを預け
空港内のマクドナルド的なバーガーショップで軽く食べ
「ありがとう! お世話になりました!」と夏さんとも握手で別れた。
夏さんと別れた後、成都双流国際空港内の様子↓
「#5 今回の旅の目的地であるタイ・バンコクへ…正月を初めて海外で過ごす | 初の海外一人旅」へ続く