長距離トラックドライバーのオレが時代にアジャストする為にのたうち回るブログ

長距離トラックドライバー3.0

新型コロナウイルスの影響で長距離トラックドライバーも大ダメージ・・・

2020年に入ると、新型コロナウイルスの爆発的な広がりの影響で世界経済が停滞していますが

日本でも緊急事態宣言が発令されたり、各方面で自粛要請が出たりといろいろ混乱していますね。

仕事も自宅でテレワークになったり、サービス業や飲食業をはじめ倒産したり人員削除したりと

多くの人が職を失ったというニュースも増えました。

 

新型コロナウイルスの影響で長距離トラックドライバーも大ダメージ・・・

 

そんな中

運送業界、長距離トラックドライバーも当初こそあまり影響もなく、仕事も普通にあったのですが

もちろん、EC関係や食品関係の輸送をしてるドライバーは今でも大した影響ないのかもしれませんが

一般物の輸送をメインに行っているドライバーは徐々に影響を受けてきて、

2020年5月中旬以降はだいぶ仕事も減ってきました。

 

一般物の輸送はかなり荷量が減ってきて、仕事が激減する長距離トラックドライバー

活動の自粛などで経済が止まってくると、当然ながら物の流れも緩やかになっていき。

長距離トラックの物量も減ってくる・・・

 

食品や生活必需品は、どんなに活動自粛しようとも必要なわけで、当たり前に動くのですが

工業製品だったり、その原料だったりの荷物はどんどん減っていってるような状況です。

 

2020年7月頃には高速道路をはじめ、走ってるトラックの数が明らかに少なくなった様に感じます・・・

 

行きの荷物積んで出たものの、荷降ろし後の帰りの荷物が見つからず、

長時間の待機を強いられている運転手の話もよく聞く様になりました。

 

コロナ禍の現在、物流の量が激減している現状をトラックドライバーは身をもって感じる様になってますね。

 

逆にAmazoや楽天などのEC関連の荷物(雑貨の路線便等)は増えていると思われます。

 

片道分は荷物を輸送し、片道分は空車で回送する様なトラックも増えてきて・・・

行き(片道)の荷物が出た場合は、その荷物を積んで走るわけなんですが・・・

帰り(片道)の荷物を確保してない場合もありますし、コロナ禍の現在ではよりその傾向は強いです。

 

その為、行きの荷物を降ろしたら通常は荷物が見つかるまで待機するのですが

最近では、荷物が見つからない可能性も高く、無駄に待機するよりも

経費分の赤字を出してでも空車で帰る運転手(運送会社)の話も多く聞く様になりました。

 

つまり、片道分の荷物の運賃で往復分の経費を使って、多少利益率が悪くなってでもトラックを回転させるような

感じでしょう。

 

こんな状態だと、とうぜん運送会社の売り上げも運転手の給料も下がってきますよね。

運送会社も運転手もコロナウイルスの影響を受けて厳しいのが現状です。

 

 

足元を見た様な激安運賃を提示する荷主も出てきて、赤字で輸送するトラックも

最近だと、更にはこんな話も聞くようになりました。

それは

どう計算しても、赤字になるような運賃を提示した輸送依頼です

 

コロナ禍で荷量が薄い現状で、困っている運送会社(トラック)の足元を見たような運賃の提示です。

空車回送で経費分の赤字が100%なのを、少しの運賃を貰い走る事で赤字を少しでも減らすような感じで

仕事してもしなくても、結局は赤字になるという事です。

コロナ禍で荷主側も厳しいのでしょうが、それに乗じて常識外れの運賃を提示するような企業は実に悪質ではしょうか?

 

先日、自粛しなかったパチンコ店や飲食店の名前が公開された報道がありましたけど

運賃を極端に下げてくる様な悪質な企業も、どんどん実名で公開していって欲しいと思います。

 

 

荷物がなく仕事がなくなって、休日ばかりのドライバーの所得は深刻なほど下がり・・

動く荷物の量が少なくなると、当然ながらそれらを運ぶトラックも減っていくわけです。

少ない荷物を大多数の運送会社(トラック)で奪い合う様な感じですね。

そして、溢れた運送会社や長距離トラック運転手の仕事は無くなります。

つまり、荷物がないとトラックは止まり、運転手の給料は減っていくわけです。

動く時間が減っていくと、止まってる時間が多くなってくると

長距離トラック運転手の給料は激減します。

実際に深刻なほど所得が減るドライバーもチラホラ耳に入ってくる様になりました。

 

 

まとめ

2020年3月頃から新型コロナウイルスが猛威を震っており、2021年2月現在も続いており

先が見えません。

運送業界、長距離トラック業界も新型コロナウイルスの影響を受けて

仕事が減ってきたり、運賃が下がったりしています。

が、EC関係の需要は大きく伸びており、業績が良くなった運送会社もあると思います。

 

新型コロナウイルスの煽りを受けて、失業してしまった人や

飲食業をはじめ、観光業やサービス業など致命的ダメージを受けてる業界もあると思います。

それに比べると、完全に止まることはない運送業界はまだマシなのかなとも思います。

実際に自分の場合、今のところほとんど影響を受けてません

と言うか、多少の影響は出てるのでしょうが、体感するほどではありません。

 

とはいえ、とにかく早くこの状況が終わって欲しいものですね。

 

 

 

 

 

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