日記

#6 楽しかったタイ・バンコクから出国。そして中国・昆明へ・・・ | 初の海外一人旅

前回までのあらすじ

毎日忙しく、日本中を走りまくってる”長距離トラックドライバー”のオレ。

ふと思ったことをきっかけに、海外一人旅を決め、飛行機に飛び乗った。

中国四川省省都・成都成都双流国際空港で多少のトラブルもありつつも

成都満喫したオレは、今回の旅の目的地であるタイ・バンコクへ来た。

バンコクではちょっと外に出るだけでも大汗をかき、ひどく疲れ

毎晩、死んだように眠った・・・

灼熱のバンコク路上で道行く人たちと「ハッピーニューイヤー」と叫び、

乾杯しながら新年を迎えたオレだった。

そして遂に、毎日毎晩、汗をかき、疲れ、楽しんだバンコクでの数日が終わる・・・

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初の海外一人旅 #5
#5 今回の旅の目的地であるタイ・バンコクへ…正月を初めて海外で過ごす | 初の海外一人旅

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忙しくスロー自由バンコクでの楽しかった日々は、それこそアッという間に終わった気がした。

帰国便の飛行機は夕方の便だったので、最終日は朝10時頃にチェックアウトし

最後にバンコクを散策することにした。

 

汗だくになり多少後悔したが、なんだか急に寂しくなった。

 

日本だったらあのうだる様な暑さの中で、あんなに行動していないだろうし

あんなにも死んだ様眠ることもなかっただろうし

日本では絶対に出来ないほど歩き回った数日間だった。

 

それでも帰りたいと思ったのは一瞬たりともなかった。

どちらかといえば、まだまだバンコクで過ごす日々を続けていたかった

確かにそれは、バンコクの表面的に良い部分しか見てないからかもしれないし

それほどに日本での生活が苦だったのかもしれない。

 

でも、はっきり言えることは

あのバンコクでの数日間は、昼は汗だくになりながらも歩き回り

夜はバーでサッカーのイングランド・プレミアリーグの試合を見ながら

欧米人のオッチャン達とカタコトの英語ではしゃいで

 

久しぶりに、ただただ毎日が楽しかった。

 

それは、少年時代に未来の事など何も考えず、勉強もせず

ただただ今が楽しいというだけで友達と遊ぶことに没頭していた

あの頃と同じ様な感覚だった・・・

 

なんか、大人になるにつれ、社会に紛れ、人に合わせ

自分を押し殺し生きて行くことが普通になっていたのかな・・・

 

バンコクに来て

いつの間にか忘れていた”人生をただただ楽しむ”ということ

”人生をただただ楽しむ”為に努力をするということ

何となく、そんなことを思い出したような気がした。

 

そんなことを思い、バンコクに来た意味を感じ

明らかに自分の中で何かが変わっなんだか急に寂しくなった。

 

そして、哀愁を漂わせつつタクシーに乗り込んで

運転手に「スワンナプームエアポートまで」「あ、あとメーターは使ってね」と伝えた。

空港までの小一時間は、なんだか今まで味わったことのない感覚だった。

 

空港に着くと、運転手のオッチャンがトランクから

私のスーツケースを取り出し、手渡してくれた。

なんか妙に優しくされた気がしてチップを多めに渡したw

運転手は明らかに喜びを、私の手を握って 「コップンカー」と言い走り去って行った。

 

スワンナプーム国際空港は未だクリスマスと正月が入り混じった感じだった↓

 

オレは搭乗手続きを終えスーツケースを預けると、余った時間いっぱい空港内をうろついた。

セグウェイに乗ってウロつく空港のセキュリティ↓

 

帰りは中国の昆明上海を経由する便なので

手持ちのタイバーツをとりあえず3000THB(約¥10000)程を中国元に両替して

残りを日本円に両替した。

 

中国・昆明には深夜0時頃到着だった上に7時間トランジットだったので

中国に対する不信感と空港泊に不安があったのと、シャワーを浴びたかったので

Booking.comで適当に昆明ホテルを予約した。

 

昆明でタクシーの運転手に英語が通じない場合に備えて、

夏さんに連絡して、宿泊ホテルの住所を中国語に翻訳してもらった。

その時のWeChatのやり取りがコチラ↓

 

ところが、昆明長水国際空港に到着し入国した瞬間

謎の中国人のオッチャンが中国語で話しかけてきたw

 

当然、何言ってるのか全くわからない。

もうシカトして逃げようとしたが腕を掴んでくるw

そして今度は流暢な英語お前は日本人か?と聞いて来た

 

オッチャン「ホテルは決まってるのか?」

オレ「決まってる」

オッチャン「もう支払ってるのか?」

オレ「うん」

オッチャン「んー••• んー•••」

 

などとやり取りして、一旦オッチャンと別れタクシー乗り場へ歩き出しものの

なんだかもうタクシーにホテルの住所説明したりするのが、めんどくさく思えて来て

 

さっきの中国人のオッチャンのところに戻り

「もうオッチャンのとこ連れてけよ」って言った。

とにかくシャワーを浴びて寝たかったのもあるw

 

そしたら

「でもお前、もう金も払ってんだろ?」

「大丈夫なのか?いいのか?」

と逆にオッチャンが心配してきたw

 

オレが「いいよ もう。払った分は捨てる」

「だからオッチャンのとこ連れてけよ」と言うと

 

オッチャンは「わかった。でもお前チャイナマネー持ってるのか?」

と聞いてきたので

オレは「少し持ってる。いくらだ?」

するとオッチャンは「ワンエイティ! ワンエイティ!」と言ってきたので

オレは「それくらいなら持ってるよ」と返事をした

 

オッチャンは「ok ゴー」と言とオレのスーツケースを取り

「急ぐぞ!」みたいな感じで走り出した。

 

オレも慌ててオッチャンの後を追いかけ走った。

 

外の駐車場のボッロボロのハイエースみたいなバンの前で止まると

なんかオッチャンとその車の運転手が話してるが

なんとなくだが「もう一人乗せろ」「もう無理だろ?」

みたいな雰囲気のやりとりをしてる。

 

するとオッチャンが後ろのスライドドアを開けた

そこには「えー! これ何人乗ってるんだよ!」と思うほど

多くの人が乗っていた。

「明らかに無理だろこれ! どうするんだよ」とさすがに不安になった。

雨が降り寒い中、またオッチャンと運転手が話し合っていたが

正直、オレは諦めたかったくらいだったw

 

すると、オッチャンが助手席のドアを開け「乗れ」と言ってきた

マジか?と思ったが、考える余裕もなく物凄く散らかった汚い車内に乗りこんだ。

 

すると、更に「詰めろ」と言いながら隣にオッチャンも乗ってきた。

汚い車内に、中国人のオッチャン二人に挟まれ

後部座席には大勢の中国人。

 

昔、映画か何かで見たような

山奥の現場に送られる奴隷労働者の集団みたいな・・

リアルなカイジの世界みたいな感じになり・・

猛烈な不安に襲われた。

 

車は動き出し、すぐにハイウェイに乗った。

インターチェンジを2つ3つ超えただろうか?

30分程でハイウェイを降りた。

 

真っ暗で静かな夜中に雨の音だけが聞こえていた

街はなんとなく汚い感じの雰囲気だった。

しばらく走ると、車は狭い路地に入っていく

 

なんとなくだが、 直感的にわりと本気で死を感じたw

 

細い入り組んだ路地の一角で車が止まると

オッチャンが車を降りた

「着いたぞ、降りろ」みたいな事を言ってきた。

 

古びたホテルというか、7〜8階建てくらいの廃墟っぽい建物だった。

 

それよりも、後部座席から降りてきた中国人らしき集団は10人以上いた

どうやって乗ってたのか不思議になったw

不安しかなかった・・・

人生で初めて本気で恐怖し、ここに来た事を後悔した瞬間だった

 

ホテルに入ると、受付けらしきオッチャンが

「180! 180! 早く払ってさっさと部屋へ行け」

みたいな感じで中国語でまくしたててくる。

 

180元を払うと、ヌンチャクみたいなキーホルダー付きの鍵を渡された

「ここから行け」と腕を引っ張られた。

 

促された先は、昔の団地みたいなコンクリートの階段があり

部屋は4階だったと思うが、オレはスーツケースを抱えて

暗くて狭くて寒い階段を上がった・・・

 

部屋に入ると、牢獄かと思う程に室内は寒くて

電気を付けると、窓は全開に開いていた。

 

窓の外と言うか、下からは先程の中国人の集団が やたらと大きな声で話し笑っていた

オレは窓を閉め、入り口の鍵を閉めちゃんと施錠出来てるのかを何回も確認した。

 

とりあえずシャワーを浴びようと思いシャワールームのドアを開けた

中はその昔ここで処刑されてたのではないかと思う程に冷たく暗かった。

オレは電気を付け、お湯と水の蛇口を捻った。

5分程たっても、水からお湯に変わる気配すらない・・・

オレはシャワーを諦め、とりあえず歯だけ磨いて寝ることにした

 

置いてあった歯ブラシの袋を破り取り出すと

小さなチューブにはいった歯磨き粉だが、明らかに古いのがわかった。

もうどうなってもいいかなと、半ばヤケクソになり

その古いパサパサの歯磨き粉で歯を磨き、キンキンに冷えた水でうがいをした。

 

ベッドにはチャイナ服的なサテン的な生地の布団があり

「冷たいだろうな」と思いつつ布団に潜り込んだ。

布団に入ったら、冷たすぎて眠るどころか眼が覚めた

 

それよりも、朝ちゃんと空港まで送迎してくれるのだろうか?

とか、 色々と悪い事を考えなかなか寝付けなかった

 

そんな変な緊張感と寒さの中、いつの間眠りについていた・・・

 

数時間後、部屋の電話が鳴り目が覚めた

 

ちゃんとモーニングコールをしてくれたようだ

とにかくここから早く出たい。

空港に行きたい。

日本に帰りたい。

そんな思いで、オレはスーツケースを抱え、足早に階段を下りロビーに向かった

 

ロビーには昨日の中国人の集団が早朝から騒いでいた。

まだ外は薄暗く、雨が降っていて肌寒かった・・・

 

昨日と同じく定員の倍くらいの人数を乗せた車は

薄暗く冷たい雨の中、空港へ向かって走った。

 

空港へ向かう車内から、薄暗く小汚い感じの街並みを眺めながら

「こんなところに、よく一人で来たな」と改めて思ったりした。

 

空港に着くと、スーツケースを受け取り

とりあえず「サンキュー」と言い残し

足早に車を離れたが、アスファルトの路面はドロドロで

スーツケースを転がして汚れるのが嫌だったので、

スーツケースを抱えて小走りで空港のロビーにはいった。

 

すぐにチケットカウンターへ向かい手続きをしてスーツケースを預けた

イミグレを通り、搭乗口近くのベンチに座って一息ついた。

ここでやっと、心の中にあった不安感から解放された気がした・・・

 

そして、搭乗時間になりオレは飛行機に乗り込んだ。

雨が降り続く中、最後の経由地の上海へと飛行機は飛び立った・・・

 

 

#7 恐怖と寒さであまり眠れなかった昆明から脱出後、上海そして日本へ帰国 | 初の海外一人旅へつづく

 

 

 

#1 何となく...日本を出てみよう!しがない長距離トラックドライバーが一人で海外旅行へ | 初の海外一人旅
#2 初海外でいきなり初トラブル! 中国・成都双流国際空港でロストバゲージ!? | 初の海外一人旅
#3 ロストバゲージの危機を乗り越えて、いざ中国四川省の省都・成都へ | 初の海外一人旅
#4 時間は少ないながら成都観光をする事に…成都武侯祠へ行く | 初の海外一人旅
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#7 恐怖と寒さであまり眠れなかった昆明から脱出後、上海そして日本へ帰国 | 初の海外一人旅

 

 

  • この記事を書いた人

UK

一年のうち、1ヶ月くらいを東南アジアのどこかで過ごす、低学歴で低所得でデブい中年のおっさん。 ネット上では底辺の職業だといわれる"長距離トラックドライバー"になって十数年。長距離トラックドライバー目線からの運送業について愚痴も含め解説していくブログを立ち上げてみた。

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