人生

峠やサーキットでドリフトに没頭した20代前半

更新日:

 
クズで底辺労働者のオレにも楽しい時代はあったんだ
 
オレは16歳で中型二輪免許を取り
 
18歳で普通自動車免許を取った
 
しかし
 
18歳になり6ヶ月経った頃
 
全ての免許を失った
 
所謂、免許取消である。
 

 
調子に乗りに乗ったオレは
 
高速道路でベンツ覆面パトカー
 
20km未満(18kmの速度超過)のスピードオーバーで捕まり
 
それでも乗りに乗るオレは
 
高速道路のオービス
 
68kmオーバー(当時30Km以上の速度超過だったような気がするが定かではない)で見事に捕まった
 
 
3点+12点=累積15点
 
で免許取消と欠格期間1年という処分を受けた
 
2回目のオービスの時は家庭裁判所にまで呼び出され
 
8万円の罰金を言い渡され赤い紙を渡された。
 
親から8万円を借りて罰金を納付した
 
何より1年間運転出来ないという事がツラかった
 
田舎で移動手段がなくなると言うのは非常にツラく
 
例えるならば、鳥類に生まれたのに飛べないペンギンの様だ
 
 
そして1年後、3回目の自動車学校へ入学
 
ところがバイクの一本橋に助手席側のタイヤ乗せてみろとか無茶を言われたり
 
路上教習の時には、「そこの郵便局に寄って」
 
などと文字通り教官の足にされ
 
取り消しになったとはいえ、自動二輪の免許を持ってたにもかかわらず
 
原付スクーターを運転させられたり
 
人形相手に
 
「大丈夫ですか? 誰かあ! 助けてくださーい!」とか叫び
 
マウストゥマウスでの人工呼吸や心臓マッサージをやらされたり
(オレが欠格期間を過ぎて免許が取れる月から応急救護の講習が義務付けられた)
 
割と苦労して普通免許を取得した
 
オレが2回目の免許を取得した頃
 
周りの友人たちは免許取得後1年以上経っており、初心者マークも着けてなかった
 
当時、周囲でドリフトが流行っていて
 
 
オレもドリフトをやりたくてAE86レビンを買った
 
 
夜中の交差点で歩道に乗り上げ、さっそく廃車にするw
 
がしかし、
 
すぐに2台目のAE86レビンを購入する
 
それはそれは、毎日埠頭に走りに行って
 
練習に練習を重ねた結果
 
この2台目のAE86でオレはドリフトができる様になった
 
それからというもの、毎週末に峠に行き
 
多くのギャラリーがいる中でドリフトをやっていた
 
更なるレベルアップを考え33ローレルというターボ付の車を購入
 
この車に乗った事でオレは速さと派手さを手に入れることになる
 
 
更にはタービンを変えたり、前置きインタークーラーを付けたり
 
当時ではそこそこの改造を施し、そこそこパワーもありそこそこ速かった
 
 
地元ではそれなりに目立ち、知名度とオレの調子はうなぎのぼりだった
 
当時は「横に乗せてもらえませんか?」と多くの人に声をかけられた
 
 
オレは完全に調子に乗っていた。
 
 
それから4〜5年は調子に乗ってたw
 
 
そのうちにサーキットで走ることが多くなり
 
 
サーキットでもそれなりに目立っていたと思う。
 
それなりにね。
 
 
しかし、大会などが開催され始め
 
人に審査されるという
 
本来の目的と真逆のことが起き始めた
 
 
やれスピードがとか
 
やれ角度がとか
 
やれラインがとか
 
 
車を横に滑らせて走るドリフト走行
 
 
ただカッコいい
 
ただ楽しい
 
自由だったはずである
 
それが競いあっていく中で、
 
それを大会にし
 
それを審査する人が出てきて
 
その審査する人に対してパフォーマンスを見せる
 
という訳の分からないことになってしまう
 
そこに自由などなく
 
他人の価値観に無理矢理自分の価値観を乗せていく始末。
 
しかし、大会に参加すれば
 
やはり勝ちたいし、負けたくもない
 
今までは最低限の改造やチューニング、タイヤ屋さんから廃タイヤを貰ったり
 
お金をガソリンなどの消耗品につぎ込めば楽しかったのが
 
タービン交換や新品のタイヤ、更にはエンジン内部まで手を入れなければ大会で勝つことは出来ないような状況になってしまった
 
中には多額の借金を背負う者もいたし
 
借金のせいで、辞めざるを得ない者もいた
 
お金持ちか、または借金持ちかの道楽になったし
 
当初の車好きな人の遊びというか、年齢や裕福かそうではないとか一切関係なく
 
 
己の技術だけでヒーローになれた
 
 
車好きな人が運転技術を磨きそれを披露する的な物ではなくなってしまった感すらあった
 
その上で他人の価値観で肯定され、また否定される。
 
そうなってくると、いつしか楽しくなくなって来る
 
オレもいつしかそうなって、フェードアウトするが如く
 
ドリフトから引退した。
 
それが今から20年弱前のオレだ
 
 
ps.
そこで培った技術などは今後の人生において一切役に立つことはなく今を生きている。
 
 
 
そんなオレのプロフィール
 
 
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  • この記事を書いた人

うに

九州の某所にて、 ネット上では日本の底辺職だといわれる 「長距離トラックのドライバー」をやって十数年。 なぜ底辺職と呼ばれるのかは理解できるし それについて異論はない。 がしかし、運送業界の闇に疲れ、 ストレスフリーの人生を送るべく 割と本気で今後の人生について考えている。

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