運転手

大型トラックドライバーからしたら4tトラックの方が効率よく稼げね?

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最初に言っとくけどさぁ

 

大型乗るより、4t乗った方が効率いいよ。

 

 

これはどういう意味なのか?という事を経験を元に詳しく解説していきます。

 

トラックの大きさで何が違うのか?

長距離トラックドライバーをやっていると、ふと気付いた事がありまして

 

4tトラック(中型)の方が圧倒的に効率よく稼げるってことです

 

これは大型トラックと比べてって事なんですけど

どういう事かを解説していきます。

 

トラックの大きさの違いによる仕事量と給料の関係について

まず仕事量に対する給料の事なのですが(ドライウイング車で比較していきます)

 

大型トラックだと最大積載量が13t~14tくらいなのですが(増トン車で)

中型トラック(4t)だと最大積載量は2.5t~3tくらいです

 

つまりどういう事かというと

単純に大型トラックの場合、中型トラックの4倍超の積載能力がある訳なのです

逆に考えると

大型トラックは中型トラックの4倍以上の荷物を積まされるという事になります

 

パレット積みの荷物の場合だと

大型トラック16枚に対して、中型トラックは10枚積めます

(パレットサイズにもよりますし、荷物の重量にもよります)

まあパレット積みの場合は大型トラックでも中型トラックでも仕事量としては大差ありません

 

問題は

手積み手降ろしの荷物の場合です

 

手積み手降ろしの荷物を積む場合

通常、重量的に最大積載量いっぱいか

空間的に荷室いっぱいになるように積みます

 

そうなると、単純計算で大型トラックは中型トラックの4倍以上の荷物を積むことになりますが

手作業での積み降ろしなので、当然ながら大型トラックの方が圧倒的に疲労しますし

荷役作業の時間的にも1時間程度は変わってきます

 

例えば、同じ荷物を同じ運行した場合

大型トラックの方が中型トラックに比べて

①積み込み時間が1時間多く

②より疲労した状態で運転をし

③荷降ろし時間も1時間多い

ということになりますよね?

 

つまりは

大型トラックドライバーの方が、圧倒的に仕事量、疲労度が大きい

ということになります

 

これを踏まえたうえで

次に給料の違いを解説します

 

積載量(仕事量)の違いによる収入の違い

大型トラックの方が、より多くの荷物を運ぶわけですから

当然、給料も多くなります。当たり前です。

 

しかし、

4倍以上の荷物を運ぶからと言って、4倍の運賃が荷主から支払われるわけもなく

ドライバーの給料が4倍なることも、当然ありません。

4倍どころか2倍の給料すら貰えません、実質1.2倍~1.3倍程度が良いとこです。

 

そう考えてみると

労働時間(仕事量)と疲労度、それに疲労感がより少ない状態で運転できて

中型トラックドライバーの方が収入がほんの少し下がったとしても

リスクを含めて大型トラックドライバーよりは効率的に働けるのではないかと思ったわけです。

 

実際に大型トラックドライバーの同僚や友人にも、同じような疑問を持ってた人もいましたし

4tに乗りたいと言い出す人もいましたが

会社内で大型トラックドライバーから中型トラックドライバーに変われた人はいません

(あくまで自分の周囲ではって事です)

 

 

大型トラックと中型トラックの運転時の感覚の違いについて

仕事量と収入の関係は分かったと思います。

では次に、「運転する」ことの観点からの違い

について解説します。

トラックの大きさによる、運転する場合の違いについて

これは経験者なら分かるのですが

長距離を長時間運転するという事だけで言えば、大型トラックが圧倒的に運転しやすいという事です

運転しやすいというか、運転が楽なんですよね。

 

目線が高く、視界が広いっていうのが大きな要因だと思いますが

大型トラックって、意外と運転手の事を考えて作ってありまして

キャブサス(キャビンへの衝撃を軽減させる)や運転席シートのエアサス等で

運転手への衝撃というか、振動が極力無いように作られていたりします

 

大型トラックのドライバーが4tトラックを運転すると

目線も低く、視界も狭いためスピードが出てるように感じるんですよね

最近の4tトラックもだいぶエアサス装着が普通になってきましたけど

シートはバネサスなんで固いんですよね。

 

高速道路では、大型トラックの轍にハンドルを取られてフラフラするし

マニュアル車が多いし(個人的な感覚です)

運転に関してだけで言えば、圧倒的に大型トラックの方がいいです。

あと、4tワイド車だと、サイドミラーよりボディーの方が出ていて

サイドミラーが見えにくいです。

 

逆に4tトラック(中型)のドライバーが大型トラックを運転してみると

まず幅の感覚が全く違うため、恐怖ですよね。

視界が高いので最初は緊張感が増します

内輪差の感覚も全然違ってきますし、高さも気になります

 

あと、圧倒的に気になるのが助手席側のミラーです

電柱や道路標識に当たるような感覚になり、緊張します

 

キャビンやシート等のクッション性は格段に良くなるので

感覚的には軽自動車と高級車くらいの違いがあります

 

高速道路の運転に関しては、大型トラックの方が圧倒的に安定します

AT車でオートクルーズを使えば、ハンドルだけに集中できますし非常に楽です

 

 

装備や運転以外の違いについて

運転席に座って、まず気付く違いは

メーターです

大型にはマルチインフォメーションディスプレイという物が付いていまして

このディスプレイには様々な情報が表示されるのですが

直接、確認することが難しいテールライトやストップランプの球切れの警告や

トラックの様々なコンディションや異常個所の警告

燃料の残量や荷物の偏り

 

航続可能距離とか

様々な情報を表示させることが出来きて、とても便利ですし

車両がフラつきを数回認識した場合、「あなたフラついてるから、停車して休憩を取りなさい

と止まるまで警告してきたりします(警告解除のボタンもあります)

 

故障の警告が出た場合、故障個所をディーラーへ自動で送信する為

ディーラーはリアルタイムで故障個所を把握していますので

効率的に修繕修理も出来るようになっています

なお、警告が出た際にはディーラーに連絡を取れば、それが重大な故障なのかという事や

今すぐ止まるべき事なのか、ディラーまでは自走しても大丈夫なのかのアドバイスをしてくれます。

 

大型トラックだけの機能等もたくさんあり、トラックそのものは圧倒的に大型トラックの方が

クオリティが高いと言えます

 

あと、当たり前ですが、寝台(ベッド)は大型の方が広いです(横幅も縦の長さも)

 

 

まとめ

結果、大型トラックを運転してる自分からしたら

4t(中型)トラックドライバーで効率よく稼ぎつ、空いた時間を副業に充てた方がいいと思います

ただこれは、仕事量と対価収入だけにフォーカスした考え方なので

大型トラックを運転したい人や大型トラックが好きな人等には当てはまりません。

 

どっちが良いとか、そういう事でもありませんので、参考程度にしてもらえればいいです。

 

 

 

そんなオレのプロフィール▼

 

  • この記事を書いた人

うに

九州の某所にて、 ネット上では日本の底辺職だといわれる 「長距離トラックのドライバー」をやって十数年。 なぜ底辺職と呼ばれるのかは理解できるし それについて異論はない。 がしかし、運送業界の闇に疲れ、 ストレスフリーの人生を送るべく 割と本気で今後の人生について考えている。

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